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お風呂のカビ 取り方と予防|黒カビ・赤カビを自分で落とす手順と安全注意

暮らしのSOS 編集部 | 一次ソース準拠・中立情報 一次ソース確認: 2026-06-02
一次ソース確認日:

記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。

カビキラー公式(安全6原則)(一次ソース・最新情報を確認)
この記事でわかること(30秒まとめ)
  • 黒カビには塩素系カビ取り剤(カビキラー等)→5〜30分放置→シャワーで洗い流しが基本手順
  • 赤ピンク色のヌメリは「赤カビ(ロドトルラ)」で、中性洗剤+ブラシで落とせる
  • 塩素系カビ取り剤と酸性洗剤の同時使用は絶対禁止(有毒な塩素ガスが発生)
  • 天井のカビはゴーグル・マスク着用必須。直接スプレーせずモップを使う
  • 換気扇は入浴後1〜2時間以上回すことがカビ予防の基本
  • 繰り返すカビ・ゴムパッキン奥深くのカビは業者クリーニングが根本解決
  • 浴室クリーニング費用の目安: 11,000〜25,000円程度(2026-06-02確認)
  • 一次ソース確認日: 2026-06-02(カビキラー公式国民生活センター

カビの状態を今すぐ診断

症状をタップして、自分で対処できるか・業者に頼むべきかを確認してください。

お風呂のカビの状態はどれに近いですか?
✓ 自分で対処できます

カビキラー等の塩素系カビ取り剤で自分で対処できます

軽度〜中程度の黒カビは市販のカビ取り剤で対処できます。塗布→5〜30分放置→シャワーで洗い流すだけで落ちることがほとんどです。換気を必ず先にしてください。

タイル目地の黒カビ除去手順を見る
✓ 自分で対処できます

赤カビ(ロドトルラ)です。中性洗剤とブラシで落とせます

「赤カビ」と呼ばれるピンク色の汚れは実はカビではなく酵母菌(ロドトルラ)です。黒カビより落としやすく、中性洗剤をつけたブラシでこするだけで除去できます。繰り返し発生する場合はカビキラーで除菌してください。

浴槽・排水口の掃除手順を見る
◎ 状況次第

自分でできますが、天井は特に安全対策が必要です

天井のカビは自力で対処できますが、液ダレによる目への危険があります。ゴーグル・マスクの着用が必須です。広範囲(1㎡以上)に及ぶ場合や、防カビ対策も含めた根本解決を望む場合は業者への相談も有効です。

天井カビの安全な落とし方を見る
! 業者への依頼を推奨

業者による浴室クリーニングが効果的です

カビが繰り返し発生する場合や、ゴムパッキン・コーキングの奥深くまでカビが根付いている場合は自力での除去に限界があります。プロの高圧洗浄・防カビコーティングで根本的に対処することをおすすめします。

業者選びでは、作業前に書面で費用の内訳を必ず確認してください。

くらしのマーケットで浴室クリーニングを探す

診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。

黒カビ・赤カビ・白カビの違いと健康への影響

お風呂に生えるカビにはいくつかの種類があります。 見た目・落とし方・健康リスクが異なるため、正しく見分けることが大切です。

黒カビ(クラドスポリウム等)

  • 見た目: 黒〜灰黒色の点状・斑点状の汚れ
  • 発生場所: タイル目地・ゴムパッキン・天井・浴槽周辺
  • 健康リスク: 喘息・アレルギーの悪化原因となる代表的なアレルゲン
  • 落とし方: 塩素系カビ取り剤(カビキラー・カビハイター等)

赤カビ(ロドトルラ)

  • 見た目: ピンク〜赤色のヌメリ・スライム状
  • 発生場所: 排水口周辺・浴槽の縁・シャワーヘッド
  • 健康リスク: 黒カビより低い(免疫正常な人では影響少)
  • 落とし方: 中性洗剤+ブラシ(黒カビより簡単)

白カビ・水垢との違い

  • 見た目: 白〜灰白色の粉状・膜状
  • 注意: 白い汚れの多くは「水垢(炭酸カルシウム)」でカビではない
  • 見分け方: 触ってザラザラしていれば水垢、ふわふわしていればカビ
  • 落とし方: 水垢はクエン酸が効果的(塩素系は不要)

カビと喘息・アレルギーの関係(一次ソース)

環境再生保全機構(ERCA)「室内環境を見直しましょう」によると、 カビはダニ・ペットと並んで喘息の主要な室内アレルゲンとして挙げられています。 特に換気不足のお風呂に発生するカビは胞子を空気中に放出し、 アレルギー反応・喘息症状の悪化の原因となります。 子ども・高齢者・免疫力が低下している方がいる家庭では特に早めの対処が重要です。

(2026-06-02確認)

必要な道具と事前準備

カビ取り剤を使った掃除に必要なものをまとめました。ドラッグストア・ホームセンターで揃います。

塩素系カビ取りスプレー カビキラー・強力カビハイター等。泡タイプが密着しやすくおすすめ
ゴム手袋(厚手) 塩素系洗剤から手を守るため必須。薄手の使い捨てでも可
保護ゴーグル・メガネ 天井作業・スプレー時の液ダレから目を保護。天井作業時は必須
マスク 塩素ガス・カビ胞子の吸入を防ぐ。不織布マスク推奨
古い歯ブラシ・目地ブラシ タイル目地・排水口周辺の細部の掃除に使用
キッチンペーパー・ラップ カビ取り剤を密着させるパック法に使用。効果を高める
柄付きモップ(天井用) 天井作業時に必須。フロアワイパーにドライシートでも代用可
中性洗剤・バスマジックリン等 赤カビ(ヌメリ)・石鹸カスの除去に使用

作業前の必須確認事項

  • 換気を先に行う: 換気扇を回し、窓を2か所以上開けてから作業開始
  • 他の洗剤が残っていないか確認する: 酸性洗剤(クエン酸・バスマジックリン等)が残っている場合は水で十分流してから使用
  • コンタクトレンズは外す: 万一塩素系洗剤が目に入った場合に悪影響が出るため
  • 子ども・ペットを浴室から出す: 作業中は浴室に入れない

タイル目地・壁の黒カビを取る手順

  1. 換気扇を回し、窓を2か所以上開けて換気する

    塩素系カビ取り剤を使う前に、必ず換気を先に行ってください。換気扇を回しながら窓やドアを2か所以上開けると空気の流れができ、塩素ガスの濃度が下がります。マスクとゴーグル・ゴム手袋を着用してください。

    換気なしで塩素系洗剤を使うと、頭痛・めまい・吐き気が起きることがあります。換気は必ず先に行ってください(カビキラー公式「安全6原則」より)。
  2. カビに直接カビ取り剤をスプレーする

    カビキラー等の塩素系カビ取り剤を、カビから約15cm離してスプレーします。カビ全体が覆われるようにたっぷりとかけてください。泡タイプは液ダレしにくく、目地のカビに密着しやすいのでおすすめです。

    タイル目地の奥まで入り込んだカビには、綿棒で塗り込む方法が効果的です。

  3. 5〜30分放置する(カビの程度に応じて)

    軽いカビは5〜10分、中程度の黒カビは10〜20分、頑固な黒カビは20〜30分放置します。放置中は換気を続けてください。ラップを貼り付けると乾燥を防いで効果が高まります。

    放置時間を長くしすぎると目地のゴムや素材を傷める場合があります。製品の使用方法に記載された時間を目安にしてください。
  4. シャワーで十分に洗い流す

    放置後、シャワーで十分に洗い流します。目地の奥に残らないよう、水圧をかけてしっかり流してください。洗い流した後も換気を続けてください。

    1回で落ちない場合は、乾燥させてから同じ手順をもう1回繰り返すと効果的です。

所要時間の目安: 実作業15〜20分 + 放置5〜30分。頻度: カビを見つけたらすぐ。定期掃除は週1〜2回

天井のカビを取る手順(安全な落とし方)

  1. ゴーグル・マスク・ゴム手袋を必ず着用する

    天井への作業は液が目に垂れやすく、塩素系洗剤が目に入ると失明リスクがあります。保護ゴーグル・マスク・ゴム手袋の着用は省略不可の安全措置です。コンタクトレンズは外してください。

    天井に直接スプレーすると液が顔に降りかかります。必ず柄付きのモップやフロアワイパーに取り付けたクロスにカビ取り剤を塗布してから、天井を拭く方法を使ってください。
  2. 柄付きモップ・フロアワイパーにカビ取り剤を含ませる

    フロアワイパー(クイックルワイパー等)にドライシートを取り付け、そこにカビ取り剤をスプレーします。直接天井にスプレーすることは避けてください。

    市販の「天井用カビ取りクロス」も活用できます。

  3. 天井を拭いて5〜10分放置する

    カビ取り剤を含ませたシートで天井をゆっくり拭き、5〜10分放置します。この間も換気を続けてください。

  4. 清潔なシートで水拭きして洗剤を拭き取る

    放置後、清潔な濡らしたシートで天井を水拭きして洗剤を拭き取ります。シャワーが届かない場合は固く絞った雑巾を使って拭き取ってください。

    水拭き後も30分以上換気を続けてください。

所要時間の目安: 準備〜仕上げ20〜30分。頻度: カビを見つけたらすぐ対処。換気強化で予防が最優先

浴槽・エプロン内部のカビを取る手順

  1. 浴槽表面の赤カビ(ヌメリ)は中性洗剤で落とす

    ピンク〜赤色のヌメリは「ロドトルラ」という酵母菌で、カビより落としやすいです。中性洗剤(バスマジックリン等)をスポンジにつけてこすり洗いし、シャワーで流すだけで除去できます。

    赤カビは水分さえあれば数日で再発します。入浴後にシャワーで洗い流してから換気するだけで予防効果があります。

  2. ゴムパッキン・コーキングの黒カビには塩素系カビ取り剤を使う

    ゴムパッキンやコーキングの黒カビは根が深く、こすっても落ちません。カビ取り剤を綿棒で塗り込んでラップで覆い、30分〜1時間放置してから水で洗い流してください。

    塩素系カビ取り剤は必ず換気しながら使用してください。酸性洗剤(お風呂用洗剤の一部)が残っている場合は水で十分流してから使用してください。
  3. エプロン内部(浴槽側面のカバー内)のカビは取り外して清掃する

    多くの浴槽はエプロン(側面のカバー)が取り外せます(TOTO・パナソニック等は外せる機種が多い)。取り外し方は浴槽メーカーの説明書またはWebサイトを確認してください。内部に黒カビや水あかが溜まっている場合はカビ取り剤で除去します。

    エプロン内部は年1〜2回程度の清掃が推奨されています。業者クリーニングを依頼するとエプロン内部を含めて洗浄してもらえます。

所要時間の目安: 浴槽全体で20〜40分(エプロン取り外し清掃は別途30〜60分)。頻度: 月1〜2回

絶対に混ぜてはいけない洗剤の組み合わせ(安全警告)

浴室掃除での危険な洗剤の組み合わせ

  • 塩素系カビ取り剤(カビキラー・カビハイター・キッチンハイター等)+ 酸性洗剤(クエン酸・食酢・サンポール・バスマジックリン等)
    有毒な塩素ガス(Cl₂)が発生します。吸い込むと気道・肺・目に深刻なダメージを与えます。大量に吸入した場合は死亡する危険があります。
  • 塩素系カビ取り剤 + アルコール・アンモニア系洗剤
    → 有害なガスが発生する危険があります。ラベルに「まぜるな危険」と表示されています。

安全な使い分け方: 一方の洗剤を使い終わったら、シャワーで十分に洗い流してから時間をおいて別の洗剤を使ってください。換気は常時続けてください。

参考: カビキラー公式「安全6原則」花王「まぜるな危険とは?」国民生活センター(2026年3月18日発表) (2026-06-02確認)

カビ取り剤の使用可能素材・使用不可素材

塩素系カビ取り剤は使用できない素材があります。必ず事前に確認してください。

素材・場所 塩素系カビ取り剤 注意点
タイル(磁器・陶器) 使用可 一般的な浴室タイルは問題なし
ゴムパッキン・コーキング 使用可 長時間の放置は素材の劣化を早める
ステンレス製品 要注意 長時間放置すると変色・腐食の原因になる
大理石・天然石 使用不可 変色・腐食のリスクがある。専用洗剤を使用
木製品・竹製品 使用不可 素材を傷める。木材専用のカビ取り剤を使用
アルミ製品 使用不可 腐食・変色が起きる
色付き目地・カラータイル 要注意 色が抜ける場合がある。目立たない部分で確認してから使用

カビの再発を防ぐ予防策

カビの発生には「温度(20〜35℃)・湿度(70%以上)・栄養(石鹸カス・皮脂)」の3条件が必要です。この3条件を断つことが根本的なカビ予防になります。

入浴後すぐにやること

  • 冷水シャワーを壁・床・天井にかける(温度を下げてカビを死滅・抑制)
  • シャワーで石鹸カス・皮脂を洗い流す(カビの栄養を断つ)
  • 換気扇を1〜2時間以上回す(湿度60%以下に下げる)
  • 浴室のドアを閉めて換気扇のみで乾燥させる(脱衣所への湿気流出を防ぐ)

週・月単位でやること

  • 週1〜2回の定期掃除で石鹸カス・ヌメリを除去
  • 防カビくん煙剤を2〜3か月に1回使用(市販品で手軽に予防)
  • 換気扇フィルターの清掃(詰まると換気効率が落ちてカビが増える)
  • 小物類(椅子・洗面器等)は浮かせて収納(床との接触部分にカビが生えやすい)

プロに頼むべきケースと費用相場

以下のいずれかに当てはまる場合は、業者による浴室クリーニングを検討してください。

浴室クリーニング(業者)の費用目安(2026-06-02時点)

浴室クリーニング(1か所): 11,000〜25,000円程度が目安。作業内容(浴槽・壁・床・天井・換気扇簡易清掃・排水口)が含まれることが多いです。エプロン内部清掃・防カビコーティングは追加料金になる場合があります。業者・地域・汚れの程度によって大きく異なります。複数業者への相見積もりを取り、作業前に書面で費用内訳を確認してください。

くらしのマーケット(浴室クリーニング相場)公式で最新情報を確認

業者選びのポイント:

よくある質問