換気扇・レンジフード掃除の手順|フィルター・シロッコファンの油汚れを自分で落とす方法
記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。
富士工業公式「シロッコファン掃除手順」(一次ソース・最新情報を確認)この記事でわかること(30秒まとめ)
換気扇・レンジフードの状態を今すぐ診断
症状をタップして、自分で対処できるか・業者に頼むべきかを確認してください。
フィルターが油でギトギトしている(取り外せる)
フィルターつけ置き洗浄で対処できます
着脱式フィルターは重曹水(50〜60℃)に30〜60分つけ置きすることで油汚れが落ちやすくなります。まず電源をOFFにしてから作業してください。
フィルターの掃除手順を見る換気扇の吸い込みが弱くなった・音がうるさい
フィルター・ファンに油汚れが蓄積している可能性があります
換気能力の低下やうるさい音はフィルター・シロッコファンの油汚れ蓄積が原因のことが多いです。まずフィルター清掃から試してください。改善しない場合はファン本体の清掃が必要です。
シロッコファンの掃除手順を見る長年掃除していない・触ると油がべったりつく
自分でできますが、油汚れが多く時間がかかります
長期間未清掃の換気扇は油汚れが固まっています。重曹水または台所用洗剤での長時間つけ置き(1〜2時間)が必要です。高所作業で転落リスクもあります。業者への依頼も有効な選択肢です。
プロへの依頼を確認する高所にある・固定されていて取り外せない・異常な音や振動がある
業者への依頼を推奨します
高所作業(2m以上)は転落リスクがあります。ファンが固定されていて取り外せない場合や、異常な音・振動がある場合は機械的な故障の可能性があり、専門業者への相談が安全です。
業者選びでは、作業前に書面で費用の内訳を必ず確認してください。
くらしのマーケットで換気扇クリーニングを探す診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。
必ず守る安全準備(感電・けが防止)
換気扇・レンジフードの電源をOFFにし、電源プラグを抜く
換気扇の電源スイッチをOFFにします。さらに安全のため、電源プラグをコンセントから抜くか、分電盤のブレーカーを切ってください。電源が入ったままでの清掃は感電・火災の原因になります。
換気扇のモーター・スイッチ等の電気部品に水・洗剤が直接かかると感電・故障の原因になります。電気部品には触れないようにしてください。(富士工業公式準拠)厚手のゴム手袋・マスクを着用する
シロッコファン(プロペラ)の縁は金属製で鋭利なためけがをしやすいです。必ず厚手のゴム手袋を着用してください。また、長年蓄積した油汚れからの臭い・油煙吸入を防ぐためマスクも着用してください。
シロッコファンの羽根の縁で手を切るけがが多く報告されています。薄い使い捨て手袋では保護が不十分です。厚手のゴム手袋(炊事用・ゴム製)を使用してください。掃除エリアの下に新聞紙・段ボールを敷く
レンジフード下のコンロ・調理器具・床面に新聞紙または段ボールを敷いておきます。油汚れが垂れても汚れを最小限に抑えられます。
コンロの上での高所作業は転落リスクがあります。安定した踏み台・脚立を使用し、不安定な場所での作業は避けてください。
この手順は省略不可です。電源をOFFにしないまま作業を開始することは絶対禁止です。
レンジフードの種類と確認方法
レンジフードの種類によって分解方法・掃除手順が異なります。 自分の家のタイプを先に確認してください。
シロッコファン型(深型レンジフード)
- 見た目: 深い箱型・天井に近い位置に設置されていることが多い
- ファン: 円筒形の多翼ファン(シロッコファン)
- 清掃難易度: やや高い(取り外し・清掃に手間がかかる)
- 近年の主流: マンション・戸建ての多くで採用
プロペラファン型(浅型・壁付け型)
- 見た目: 壁面に直接取り付けられている・プロペラが見える
- ファン: プロペラ形状のファン
- 清掃難易度: 比較的低い(プロペラが見えて取り外しやすい)
- 採用: 古い戸建て・古いマンション・賃貸に多い
フラット型・スリム型
- 見た目: 薄い・フラットな形状。天井面に収まる
- ファン: 多くはシロッコファン
- 特徴: 比較的新しい機種に多い
- 注意: 取り外し方が機種によって異なる。取扱説明書必須
フィルターの掃除手順
フィルターを取り外す
レンジフードのフィルターを取り外します。多くの機種は取っ手を持ち上げて手前に引くと外れます。外し方が分からない場合は取扱説明書またはメーカーのWebサイトを確認してください。
フィルターの種類: ①不織布フィルター(使い捨て・交換式)②金属フィルター(アルミ・ステンレス・洗って繰り返し使用可)の2種類が一般的です。不織布タイプは洗うことができないため新品に交換してください。
重曹水(50〜60℃)につけ置きする(30〜60分)
洗い桶・シンク・大きなビニール袋に50〜60℃のお湯を入れ、重曹大さじ4〜5(約60〜75g)を溶かします。フィルターを入れて30〜60分つけ置きします。お湯の熱と重曹のアルカリ性が油汚れを柔らかくします。
アルミ製フィルターに重曹を使うと変色する場合があります。アルミフィルターには中性洗剤(台所用洗剤)のつけ置きが安全です。フィルターの素材を確認してください。スポンジ・ブラシで油汚れを落とす
つけ置き後、柔らかいスポンジや毛の柔らかいブラシで油汚れをやさしくこすり落とします。金属フィルターは金属たわしで洗うとフィルターが変形・劣化する場合があるため、やわらかいスポンジを使ってください。
水でよく流して完全に乾かす
洗剤が残らないよう十分に水で流し、乾いた布で水分を拭き取ります。完全に乾いてから元に戻します。湿ったまま取り付けると電気部品への水分浸入・さびの原因になります。
フィルターが完全に乾いていないうちに電源を入れないでください。
所要時間の目安: 実作業10〜15分 + つけ置き30〜60分。頻度: 月1回。不織布フィルターは交換式のため洗わず新品に交換
シロッコファン・プロペラファンの掃除手順
シロッコファンを取り外す
フィルターを外した後、ベルマウス(丸い覆い)を取り外し、中のシロッコファンを取り外します。取り外し方は機種によって異なります。富士工業の場合はつまみを反時計回りに回すと外れます(取扱説明書を確認してください)。
シロッコファンの羽根の縁は金属製で鋭利です。取り外し・清掃時は厚手のゴム手袋を必ず着用してください。けがの原因になります。重曹水(50〜60℃)または中性洗剤水につけ置きする(30〜60分)
シロッコファンを洗い桶または大きなビニール袋に入れ、50〜60℃のお湯と重曹大さじ4(約60g)または台所用中性洗剤を溶かした液につけ置きします。30〜60分放置します。油汚れが固まっている場合は1〜2時間が目安です。
プロペラファン(浴室換気扇・トイレ換気扇等)も同様の手順で清掃できます。ただし電気部品部分には水をかけないでください。
ブラシで羽根の油汚れを落とす
つけ置き後、硬めのブラシ(毛の固いブラシ・使い古しの歯ブラシ等)でシロッコファンの羽根の汚れをこすり落とします。羽根の間・根本に油汚れが溜まりやすいため、細いブラシで丁寧に掃除してください。
シロッコファンの羽根の縁で手を切らないように注意してください。厚手のゴム手袋を着用した状態で作業してください。よく洗い流して乾かし、元に戻す
洗剤・重曹が残らないよう十分に水で流し、乾いた布で水分を拭き取ります。<strong>完全に乾いてから</strong>正しい向きで元に戻します。取り付け方向を間違えると換気効率が下がります。取扱説明書で向きを確認してください。
シロッコファンが完全に乾いていない状態で電源を入れないでください。電気部品に水分が残っていると故障・感電の原因になります。
所要時間の目安: 実作業20〜30分 + つけ置き30〜120分。頻度: 3〜4か月に1回
レンジフード本体の拭き掃除手順
本体外側を中性洗剤を含ませた布で拭く
台所用中性洗剤を少量含ませた濡れ布でレンジフード本体の外側(ステンレス・ホーロー・プラスチック部分)をやさしく拭きます。
スイッチ・コントロールパネル・電気部品に水・洗剤が直接かかないようにしてください。これらの部分は固く絞った布で拭くか、拭き残した部分は乾拭きで仕上げてください。油汚れが多い場合は重曹水スプレーを使う
本体の油汚れが多い部分に重曹水(水200mlに重曹小さじ2)をスプレーして10〜15分放置し、布で拭き取ります。最後に固く絞った水拭き→乾拭きで仕上げます。
本体の素材(ステンレス・ホーロー・プラスチック)によって洗剤との相性があります。目立たない部分で試してから全体に使用してください。
最後に乾拭きで仕上げる
乾いた清潔な布で本体全体を乾拭きして水分・洗剤を残さないようにします。ステンレスは乾拭きで光沢が戻ります。
所要時間の目安: 10〜20分。頻度: フィルター清掃と同じ月1回程度。電気部品・スイッチへの水分浸入に注意
使ってはいけない洗剤・注意事項
換気扇・レンジフード掃除での禁止事項
- 電源を入れたままでの清掃作業
→ 感電・火災・けがの重大事故に繋がります。必ず電源OFF・プラグ抜きをしてから開始してください。(富士工業公式必須手順) - モーター・スイッチ・電気部品に水・洗剤を直接かける
→ 感電・故障の原因になります。電気部品周辺は固く絞った布での乾拭きのみ行ってください。 - アルミ製フィルターへの重曹の使用
→ アルカリ性の重曹がアルミと反応して黒く変色します。アルミフィルターには中性洗剤を使用してください。 - 素手でのシロッコファンの取り扱い
→ 金属製の羽根の縁で切り傷が起きます。必ず厚手のゴム手袋を着用してください。 - 濡れたままのフィルター・ファンを取り付けて電源を入れる
→ 電気部品への水分浸入・さびの原因になります。完全に乾燥させてから元に戻してください。 - クエン酸(酸性)と塩素系漂白剤の同時使用
→ 有毒な塩素ガスが発生します。(参考: 国民生活センター 2026年3月18日発表)
参考: 富士工業公式「シロッコファン掃除手順」・ 国民生活センター(2026年3月18日発表) (2026-06-02確認)
業者クリーニングが必要なケースと費用相場
以下のいずれかに当てはまる場合は、業者によるレンジフードクリーニングを検討してください。
- 重曹・中性洗剤でも油汚れが落ちない(油が炭化・固化している状態)
- 換気能力が掃除後も改善しない(モーターや機械的な問題の可能性)
- 換気扇から異常な音・振動がある(ファンのバランス不良・モーター故障)
- シロッコファンが取り外せない(機種・設置状態によって取り外し不可の場合がある)
- 高所(2m以上)での作業が必要(転落リスクがある)
- 年1回程度の定期メンテナンスとして依頼する(蓄積防止・長寿命化)
レンジフードタイプ(シロッコファン): 9,900〜15,000円程度 / プロペラタイプ: 7,500〜12,000円程度。機種・汚れの程度・地域・業者によって異なります。作業時間の目安は120〜180分程度(レンジフードタイプ)。複数業者への相見積もりを取り、作業前に書面で費用内訳を確認してください。
くらしのマーケット(換気扇・レンジフードクリーニング)公式で最新情報を確認業者選びのポイント:
- 作業前に書面で見積もりをもらう(追加料金が発生する可能性を確認)
- シロッコファンの取り外し・内部清掃が含まれるか事前確認する
- 複数業者に問い合わせて比較する
- トラブルが起きた場合は消費者ホットライン 188(いやや)に相談
業者に頼む
よくある質問
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推奨頻度の目安は次のとおりです。フィルター: 月1回(毎月)、シロッコファン・本体: 3〜4か月に1回が目安です(富士工業公式準拠)。揚げ物や炒め物を頻繁にする家庭はより高頻度の清掃が必要です。年に1回業者クリーニングを利用することも、根本的な清潔維持に効果的です。
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感電防止のために最も重要なのは「作業前に必ず電源をOFFにし、電源プラグをコンセントから抜く(またはブレーカーを切る)こと」です。これは換気扇メーカー各社が共通して求める必須の安全措置です。
加えて、モーター・スイッチ・コントロールパネル等の電気部品に水・洗剤が直接かからないよう注意してください。電気部品に水が浸入すると感電・故障の原因になります。(参考: 富士工業公式「シロッコファン掃除手順」 2026-06-02確認) -
シロッコファンの金属製の羽根の縁は鋭利で、素手で触れると切り傷が起きやすいです。厚手のゴム手袋(炊事用・ゴム製の厚手のもの)を必ず着用してください。薄手の使い捨て手袋では保護が不十分です。
清掃中はファンの縁を直接握らず、根本・中心部分を持つようにしてください。ブラシで羽根をこする際も、手がファンの縁に触れないよう注意してください。 -
重曹以外にも油汚れに効果的な方法があります。
①台所用中性洗剤のつけ置き: 洗い桶に台所用中性洗剤を多めに入れたぬるま湯でつけ置きする方法。アルミ製フィルターには重曹より安全です。
②セスキ炭酸ソーダ: 重曹よりアルカリ性が強く油汚れへの効果が高い(アルミ・銅製品には使用禁止)。
③市販のレンジ油汚れ用スプレー: 強力なアルカリ性洗剤で頑固な油汚れに効果的。素材への影響を確認してから使用してください。
頑固な固まった油汚れには上記の方法を組み合わせることが効果的です。 -
換気扇・レンジフードクリーニングを業者に依頼する場合の費用の目安は次のとおりです(2026-06-02時点・目安)。レンジフードタイプ: 9,900〜15,000円程度、プロペラタイプ: 7,500〜12,000円程度。機種・汚れの程度・地域・業者によって異なります。作業時間は120〜180分程度が目安です。複数業者への相見積もりを取り、作業前に書面で費用内訳を確認してください。(参考: くらしのマーケット 換気扇クリーニング 2026-06-02確認)
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長年蓄積した固まった油汚れは自力での清掃に限界があります。以下を試してください。
①つけ置き時間を延長する: 30分→1〜2時間に延長する。
②お湯の温度を上げる: 50〜60℃→70℃に近い温度でつけ置きする(ただし素材の耐熱性を確認)。
③市販の強力レンジ油汚れクリーナー(アルカリ性)を使用する。
それでも落ちない場合は、油汚れが酸化・炭化して固まっており自力での除去が難しい状態です。業者によるレンジフードクリーニング(10,000〜15,000円程度)が根本解決になります。 -
取扱説明書がない場合は以下を試してください。
①メーカーWebサイト: 本体のラベルに記載されているメーカー・型番を確認し、メーカーの公式サイトで取扱説明書のPDFが無料ダウンロードできることが多いです(富士工業・パナソニック・LIXIL等)。
②型番でGoogle検索: 「(型番) 取扱説明書」「(型番) 分解方法」で検索すると情報が見つかることがあります。
分解方法が分からない場合は無理に分解せず、フィルターのみの清掃に留め、シロッコファン・内部清掃は業者に依頼することをおすすめします。