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ムクドリ対策・駆除ガイド|巣撤去の法律・糞の清掃・業者費用相場【2026年版】
害獣駆除

ムクドリ対策・駆除ガイド|巣撤去の法律・糞の清掃・業者費用相場【2026年版】

公開日:2026年6月9日 最終更新日:2026年6月9日

ムクドリは鳥獣保護管理法の対象。卵・ヒナがある巣の撤去は違法(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。空の巣の撤去OK。自分でできる追い払い・防鳥グッズ・糞の安全な処理方法・業者費用相場・悪質業者を見抜くポイントを解説。2026-06-09確認。

暮らしのSOS 編集部 | 一次ソース準拠・中立情報 一次ソース確認: 2026-06-09
この記事でわかること(30秒まとめ)
  • 卵・ヒナがある巣の撤去は違法(鳥獣保護管理法・罰則: 1年以下の懲役または100万円以下の罰金)
  • 空の巣の撤去はOK。撤去後は防鳥ネットで再営巣防止を行う
  • フンの処理はN95マスク・ゴム手袋着用で、必ず湿らせてから行う(感染症リスクあり)
  • 自分でできるのは「防鳥スパイク・ネット・忌避グッズの設置・フン清掃」
  • 業者費用の目安: 防鳥設置3万〜10万円・巣撤去+消毒5万〜15万円程度(目安)
  • 高額請求されたら消費者ホットライン188番
  • 確認日: 2026-06-09

【必読】ムクドリの巣撤去は時期によって違法になります

鳥獣保護管理法による規制対象

ムクドリは鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)の保護対象です (環境省 鳥獣保護管理法の概要・2026-06-09確認)。

  • 禁止行為: ムクドリの捕獲・殺傷、および卵・ヒナがある巣の撤去
  • 罰則: 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 許可不要: 追い払い・防鳥グッズの設置・フン清掃・空の巣の撤去
  • 繁殖期(4〜7月頃): 巣に卵・ヒナがないか確認してから作業する
繁殖期は特に注意が必要です

ムクドリの繁殖期(4〜7月頃)は卵・ヒナの存在を確認してから巣関連の作業を行ってください。ヒナが巣立つまでの期間は通常4〜6週間です。確認が難しい場合は業者や市区町村の担当窓口に相談してください。

ムクドリの生態と被害パターン

ムクドリ(Sturnus cineraceus)は全長約24cmの中型の野鳥で、 日本全国に生息しています。特に農耕地・住宅地周辺に多く、 近年は都市部での大群被害が社会問題化しています。

時期 ムクドリの行動 主な被害 対策上の注意
春(4〜6月) 繁殖・巣作り・産卵・育雛 軒下・通気口・換気口への営巣。親鳥の鳴き声 卵・ヒナがある巣の撤去は禁止
夏(7〜8月) 巣立ち後・若鳥が群れを形成し始める フン被害・鳴き声被害 空の巣の撤去・防鳥ネット設置に適した時期
秋〜冬(9月〜翌2月) 越冬のため数百〜数万羽の大群(ねぐら)を形成 大量のフン被害・深刻な騒音被害 大群への対処は個人では困難。市区町村や業者に相談

状況診断(自分で? 業者に依頼?)

現在の状況をタップして、合法的な対処法を確認してください。

ムクドリの被害状況はどれに近いですか?

自分で対処OK

忌避テープ・鳥よけスパイク・防鳥ネットなどの設置と定期的な糞の清掃で対処できます。ムクドリを傷つけたり捕まえたりすることは法律違反です。

対策手順を見る

状況次第

卵・ヒナがある場合は巣立つまで待ちます(通常4〜6週間)。空の巣は撤去してから再営巣防止処置を行います。高所・危険な場所は業者依頼を推奨します。

巣の撤去ガイドを見る

業者推奨

ムクドリの大群(ねぐら集団)への対処は個人での追い払いでは限界があります。市区町村の生活環境課または専門業者への相談が効果的です。

業者費用の目安を確認する

※ 診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。

自分でできるムクドリ対策(合法範囲)

対策方法 特徴・使い方 効果 費用目安
防鳥スパイク 止まり場所に設置する針状グッズ。手すり・軒先・エアコン室外機に貼り付け 高(設置場所限定) 1,000〜5,000円程度(1m)
防鳥ネット 軒下・ベランダ・通気口を覆うネット。目合い20mm以下推奨 非常に高(侵入・営巣を物理的に防ぐ) 2,000〜10,000円程度(1㎡)
光反射テープ アルミ・反射素材のテープを止まり場所近くに貼る 中(慣れると効果が薄れる) 500〜2,000円程度
天敵デコイ フクロウ・タカの模型を設置(定期的に場所変更が必要) 中〜低(慣れると効果が薄れる) 2,000〜5,000円程度
忌避剤スプレー ムクドリが嫌がる成分を散布 低〜中(単独では効果が限定的) 1,000〜3,000円程度

対策手順(5ステップ)

  1. ムクドリの行動パターン・被害場所を確認する

    ムクドリは春(4〜6月)に繁殖・巣作りをし、秋(9〜11月)に大群でねぐらを形成する習性があります。フン被害の範囲・巣の有無・止まり場所(電線・樹木・軒下)を確認します。巣がある場合は卵・ヒナの有無を安全な距離から確認します。

    ムクドリのフンには感染症(オウム病・ヒストプラズマ症等)のリスクがある可能性があります。フンを処理する際は必ずマスク・ゴム手袋を着用してください。

    ムクドリの繁殖期(4〜7月頃)は巣・卵・ヒナに触れることが法律で禁止されています。この時期は追い払いグッズの設置・糞の清掃のみ行ってください。

  2. フンを安全に清掃・消毒する

    フンが乾燥すると粉塵が舞い、吸い込むリスクがあります。フンを水で十分に湿らせてから、ゴム手袋・マスク(N95相当)・ゴーグルを着用して除去します。除去後は消毒用アルコールまたは次亜塩素酸ナトリウム水溶液で清拭します。フンは密閉したビニール袋に入れて廃棄します。

    フンが乾燥した状態でほうきで掃いたり、掃除機で直接吸引すると、病原菌・胞子が空気中に舞い上がるリスクがあります。必ず水で湿らせてから除去してください。
  3. 防鳥スパイク・忌避テープをよく止まる場所に設置する

    軒先・手すり・エアコン室外機の上・フェンスなど、ムクドリがよく止まる場所に防鳥スパイク(トゲ状のグッズ)を設置します。光反射テープ(忌避テープ)は軒下・ベランダ手すり・電線に近い箇所に設置すると効果的です。

    防鳥スパイクは設置面との密着度が重要です。隙間があると効果が半減します。両面テープで貼り付ける場合は屋外用の防水タイプを使用してください。

  4. 防鳥ネットを設置して侵入を物理的に防ぐ

    軒下・通気口・ベランダ・換気口などムクドリが巣を作る場所に防鳥ネットを設置します。目合い20mm以下のネットがムクドリ(体長24cm前後)の侵入を防ぐのに有効です。ネットの端が固定されていないと突破されるため、周囲をしっかり固定します。

    ネット設置時に中にムクドリ(特に繁殖期のヒナ)が残っていないか確認してください。閉じ込めると窒息・衰弱のリスクがあります。また封鎖は繁殖期(4〜7月)以外に行うことを推奨します。
  5. 視覚・聴覚的忌避グッズで補助する

    フクロウ・タカの模型(デコイ)を設置すると天敵への恐怖から追い払い効果があります。ただしムクドリは知能が高く、動かないデコイには慣れてしまうことがあります。定期的に場所を変えることで効果を維持します。CDディスク・反射板も補助手段として有効です。

    ムクドリ専用の音による追い払いグッズ(天敵の鳴き声・警戒音)は比較的効果的ですが、住宅密集地では騒音問題になる場合があります。使用場所・時間帯に配慮してください。

ムクドリの糞の安全な処理方法

ムクドリのフンには病原菌・真菌が含まれる場合があり、 特に乾燥したフンの粉塵を吸い込むことで感染症リスクがあるとされています。 以下の手順で安全に処理してください。

処理ステップ 方法・注意点
1. 保護具を着用する N95相当のマスク・ゴム手袋・ゴーグルを必ず着用してから作業を開始する
2. 換気をする 屋内での作業の場合は窓を開ける。屋外でも風向きに注意する
3. フンを水で湿らせる 乾燥したフンは粉塵が舞い上がるため、霧吹きや水で湿らせてから回収する(これが最重要)
4. フンを回収・廃棄する ウェットティッシュ・ぬれた雑巾でていねいに拭き取り、ビニール袋に密閉して燃えるゴミへ
5. 消毒する 消毒用アルコール(70%以上)または次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.1%以上)で清拭する
6. 手洗い・うがいを行う 作業後は石鹸で十分に手洗いし、うがいを行う。使い捨て手袋は廃棄する
フンの処理時は感染症リスクに十分注意してください

ムクドリのフンには感染症(クリプトコッカス症・ヒストプラズマ症等)の原因となる菌類が含まれる可能性があります。大量のフン・高所のフン清掃は専門業者への依頼を推奨します。

巣の撤去・再営巣防止

巣の撤去は必ず空の巣(卵・ヒナがないこと)を確認してから行ってください。 特に繁殖期(4〜7月頃)は注意が必要です。

ステップ 内容 注意点
1. 巣の状態確認 卵・ヒナの有無を安全な距離(双眼鏡等)から確認する 繁殖期(4〜7月)は特に注意。ヒナ・卵があれば巣立つまで(4〜6週間)待つ
2. 空の巣を撤去する マスク・ゴム手袋を着用してから巣を取り外し、ビニール袋に密閉して廃棄する 高所の場合は転落リスクに注意。足場が不安定な場合は業者に依頼
3. 清掃・消毒する 巣があった場所のフン・羽根を清掃し、消毒用アルコールで清拭する フンの処理は前述の手順に従う
4. 再営巣防止処置を行う 金属メッシュ・防鳥ネット・防鳥スパイクを設置して再び巣を作れないようにする 巣材(枯草・羽根等)が付着していた箇所も念入りに対処する

自力対処の限界:業者に頼むべきサイン

  • 繁殖期(4〜7月)に巣の撤去が必要だが卵・ヒナがある(巣立ちを待つ間のフン対策のみ可能)
  • 高所(2階以上・屋根・棟など)の作業が必要
  • 換気口・雨戸の戸袋などに巣を作られ、解体が必要
  • 大量のフンが蓄積しており、専門的な消毒が必要
  • 防鳥ネット・スパイクを設置しても再発する

業者費用の目安

以下の金額はあくまで目安です。作業内容・高所の有無・フン量で大きく変動します

複数業者から書面で見積もりを取り、内訳を確認してから依頼してください。

ムクドリ対策業者費用の目安(2026-06-09時点)
作業内容 費用の目安(参考値)
フン清掃・消毒 1万〜3万円程度
防鳥スパイク設置(標準的な住宅) 2万〜5万円程度
防鳥ネット設置(ベランダ・軒下) 3万〜10万円程度
巣の撤去+消毒+再営巣防止処置 5万〜15万円程度(高所作業の場合はさらに高め)

業者を探す(書面見積もりで比較しましょう)

悪質業者・高額請求を見抜く方法

  • チェック1: 「格安〜円」は最安値。書面で総額を確認する国民生活センター 2024年4月
  • チェック2: 現地調査後も書面見積もりを出さない業者は断る
  • チェック3: 「今日中に作業しないと法律上問題になる」は誤り。冷静に判断する
  • チェック4: 繁殖期に「今すぐ巣を撤去します」という業者は違法業者の可能性がある
  • チェック5: 高額請求されたら消費者ホットライン188番へ(8日以内ならクーリング・オフ可能)

よくある失敗パターン3選と回避法

失敗パターン なぜ起きるか 正しい対処
失敗1: 繁殖期に巣を撤去して法律違反になる 巣に卵・ヒナがある状態での撤去は鳥獣保護管理法違反です。 見た目で「空の巣」に見えても、ヒナが小さい場合は見つけにくいことがあります。 繁殖期(4〜7月)は必ず双眼鏡等で安全な距離から巣の状態を確認する。 確認が難しい場合は市区町村の担当窓口か業者に相談する。 ヒナ・卵がある場合は巣立ちまで(4〜6週間)待つ。
失敗2: 巣を撤去したが再営巣防止をしなかった ムクドリは前年に巣を作った場所に戻る強い帰巣本能があります。 巣を撤去しただけで再営巣防止処置をしないと、 翌春に同じ場所に再び巣を作られます。 巣を撤去したら必ず防鳥ネット・金属メッシュ・防鳥スパイクで再営巣防止処置を行う。 巣材が付着していた箇所は念入りに清掃・消毒する。
失敗3: フンを乾いたまま掃いてしまう 乾燥したフンをほうきで掃ったり、掃除機で直接吸引すると、 病原菌・真菌の胞子が空気中に舞い上がり吸い込むリスクがあります。 フンは必ず水で十分に湿らせてから除去する。 N95マスク・ゴム手袋を着用し、除去後は消毒用アルコールで清拭する。

よくある質問

※本ページは一般的な情報提供を目的としています。記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 最終一次ソース確認日: ムクドリ対策(鳥獣保護管理法))。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。状況によっては対応が異なる場合があります。無理な作業は行わず、必要に応じて専門業者にご相談ください。

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