給湯器の故障・エラーコード対処法|CO危険エラーと自力対処OKの分類表【2026年版】
記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。
東京ガス公式 給湯器エラーコードの確認方法と対処法(2026年3月27日更新)(一次ソース・最新情報を確認)この記事でわかること(30秒まとめ)
- CO検知・燃焼系エラー・ガス臭 → 即使用中止・換気・ガス会社緊急連絡(自力リセット禁止)
- 経産省2025年2月事例:給排気口を塞いだことによるCO中毒事故(東京都内・軽症1名)
- エラー888/88は「10年使用期間のお知らせ」。故障ではないが点検・交換の目安(東京ガス公式)
- 111/11(点火不良)はまずガス元栓・ガスメーター安全装置を確認
- 補修部品保有期間:製造終了後10年(JGKA基準)。期間を過ぎると修理不可になる場合あり
- 確認日:2026-06-03
【最重要】CO・ガス燃焼系エラーは即使用中止
一酸化炭素は少量でも意識障害・死亡事故につながる危険なガスです。給湯器のCO検知エラー・燃焼系異常エラーが出た場合は、使用を直ちに中止し、窓を開けて換気したうえでガス会社またはメーカーに連絡してください。自力リセットして使用を継続することは命に関わる危険行為です。
消費者庁はガス湯沸器によるCO中毒事故について安全法に基づく評価を公表しています。 給排気口の閉塞・経年劣化が主な原因です (消費者庁・ガス湯沸器CO中毒事故評価・2026-06-03確認)。
また経済産業省は2025年2月6日、東京都内で給排気口が外壁工事のビニールで塞がれたことにより 不完全燃焼が発生し、CO中毒事故(軽症1名)が起きたことを公表しました (経産省・2026-06-03確認)。
| 状況 | 取るべき行動 |
|---|---|
| ガス臭がする | 火気厳禁・換気扇・電灯スイッチOPERATION禁止 → 窓開け換気 → ガス元栓を閉める → ガス会社緊急連絡先へ |
| CO警報器が鳴った | 即座に屋外に出る → 救急(119番)またはガス会社に連絡 → 症状がある場合は救急車を呼ぶ |
| 頭痛・吐き気・めまいがある(CO中毒の疑い) | 直ちに屋外に出て新鮮な空気を吸う → 119番に連絡 |
| CO検知エラーコードが出た | 使用中止・換気 → ガス会社またはメーカーに連絡(リセット禁止) |
| 給排気口付近に工事がある | 業者に給排気口を塞がないよう事前確認。工事中は給湯器の使用を控える |
緊急連絡先:東京ガス 0570-002211 / 大阪ガス 0120-094-999(各ガス会社の緊急ガス漏れ受付)。 詳細はお使いのガス会社の公式サイトまたは請求書で確認してください。
エラーコードを診断(即業者コール vs 自力対処OK)
まずガス臭・CO警報の有無を確認してください。安全が確認できた場合にエラーコードの対処を進めてください。
ガス臭がする・CO警報器が鳴った・窓や給排気口が塞がれていた
直ちに使用を中止して換気してください。火気厳禁・ガス会社に連絡
ガス漏れ・不完全燃焼・一酸化炭素中毒の危険があります。火気を使用しないでください。窓を開けて換気し、ガスの元栓を閉めてから、ガス会社の緊急連絡先に電話してください(東京ガス: 0570-002211 / 大阪ガス: 0120-094-999)。一酸化炭素は無色・無臭のため気づかない場合があります。頭痛・吐き気・めまいを感じたら直ちに屋外に出て救急(119番)に連絡してください。
ガス臭がする部屋では絶対に換気扇・電灯のスイッチを操作しないでください(スパークが引火する危険があります)。窓のみ開けて換気してください。
一酸化炭素事故に関する消費者庁情報ガス臭・CO警報はない。エラーコードが表示されている
CO検知・不完全燃焼系のエラー(メーカーによって番号が異なる)
即使用中止・換気・ガス会社または業者に連絡してください
CO(一酸化炭素)検知・不完全燃焼の警告エラーは使用を直ちに中止する必要があります。このエラーが出た場合は自力リセットをせず、必ずガス会社またはメーカーの修理窓口に連絡してください。エラーコードの番号はメーカー別に異なります(詳細は本文の分類表を参照)。
CO(一酸化炭素)は無色・無臭で感知が難しい危険なガスです。このエラーが出た場合は業者の確認なしに使用を再開しないでください。
エラーコード分類表を確認する888 / 88(使用10年のお知らせ)
故障ではありません。点検または買い替えを検討する時期のサインです
エラー888/88は10年の使用を知らせるメッセージで故障ではありません(東京ガス公式)。ただし製造から10年を超えた給湯器は部品劣化が進んでいます。修理か買い替えかを検討してください。リセット方法は取扱説明書またはメーカーFAQで確認できます。
修理 vs 交換の判断基準を確認する111 / 11(点火不良)
まずガスの元栓とガスメーターを確認してください
点火不良エラーの原因としてガスの元栓が閉まっている・ガスメーターの安全装置が作動しているケースが多いです。元栓が開いていること・ガスメーターのリセットを確認してください。確認後もエラーが続く場合はガス供給の問題またはガス機器の故障です。ガス会社またはメーカーに連絡してください。
リセット手順を確認するその他のエラーコード(数値を確認したい)
まず電源リセットを試してください。改善しない場合は取扱説明書を確認
その他の多くのエラーは、電源プラグを抜いて1〜2分後に再接続するリセットで解消する場合があります。リセット後も解消しない場合は取扱説明書のエラーコード表でコード内容を確認してください。改善しない場合はメーカーに連絡してください。
リセット手順を確認するエラーコードなし。お湯が出ない・水が冷たい・水圧が弱い
まず元栓・電源・設定温度を確認してください
お湯が出ない原因はガス元栓が閉まっている・電源がオフ・設定温度が低い・断水・水道工事の場合があります。これらを確認したうえで解消しない場合はリモコンのエラー表示を確認してください。製造から10年以上経過している場合は劣化による故障の可能性があります。
修理 vs 交換の判断基準を確認する診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。
エラーコード分類表(危険・要注意・自力対処OK)
給湯器のエラーコードはメーカーによって番号が異なります。 以下は一般的な分類の目安です。必ず取扱説明書のエラーコード表で内容を確認してください。 取扱説明書はメーカー公式サイトで型番から検索・ダウンロードできます。
以下の表はリンナイ・ノーリツ・パロマ等の主要メーカーに共通する分類の目安です。同じ番号でもメーカーによって意味が違う場合があります。必ずお使いの給湯器の取扱説明書を確認してください。
| 分類 | エラーの種類 | 主な症状・コード例 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 即使用中止・即業者コール | CO検知・不完全燃焼・ガス漏れ系 | CO検知表示・「ガス漏れ」表示・「不完全燃焼」警告 | 使用中止→換気→ガス会社またはメーカーへ。リセット禁止 |
| 使用中止・業者確認後のみ再開 | 過熱防止・安全装置作動(繰り返し) | 過熱保護エラー(リンナイ140/14等)が繰り返し発生 | 使用中止→メーカー修理受付へ。1回のリセットで解消しても繰り返す場合は業者へ |
| リセット後に要確認 | 点火不良 | 111/11(リンナイ・ノーリツ共通が多い) | ガス元栓確認→ガスメーター確認→リセット試行。改善しない場合はガス会社またはメーカーへ |
| 故障ではない・点検推奨 | 使用年数お知らせ | 888/88(10年使用期間お知らせ) | リモコン操作でリセット可。ただし10年超は点検・買い替えを検討 |
| 自力対処OKが多い | 一時的な誤作動・センサー異常 | 電源リセットで解消するエラー | 電源リセット(プラグ抜き→10秒後再接続)を試みる。繰り返す場合はメーカーへ |
自力でできるリセット手順
給湯器エラーの基本リセット手順(5ステップ)
まずエラーコードを記録する
リモコンに表示されているエラーコード(数字)をメモしてください。コードの意味によって対処が異なります。取扱説明書のエラーコード一覧で確認してください。
CO検知・燃焼系・ガス漏れ系のエラーコードはリセットせず、直ちにガス会社またはメーカーに連絡してください。ガス元栓の開閉を確認する
エラー111/11(点火不良)の場合は特に重要です。給湯器への配管にあるガスの元栓が開いていることを確認してください。閉まっていた場合は開いてから再起動を試みてください。
ガスメーターの安全装置を確認する
ガスメーターの安全装置(マイコン遮断機)が作動している場合、ガスが止まります。ガスメーターの表示を確認して安全装置が作動していないか確認してください。作動している場合はメーターのリセット操作を行います(詳細はガス会社のホームページまたは説明書を参照)。
安全装置の復帰操作後は数分待ってからガスを使用してください。
リモコンで電源オフ→数分後に再起動する
リモコンの電源ボタンを長押しして電源をオフにし、2〜3分待ってから再度電源を入れます。一時的な誤作動であれば解消される場合があります。
電源プラグを抜いて10秒後に再接続する(機器側リセット)
給湯器本体の電源プラグ(または分電盤のブレーカー)をオフにして10〜30秒後に再接続します(東京ガス公式推奨)。制御基板のリセットに効果的な場合があります。
リセット後も同じエラーが続く場合は自力対処の限界です。メーカーまたはガス会社に連絡してください。
製造年・部品保有期間と修理 vs 交換の判断
給湯器の修理か交換かの判断には、製造年と修理費用と交換費用の比較が重要です。
給湯機・暖房機の補修用性能部品の保有期間は、製品の製造終了後10年です。この期間を過ぎると修理用の部品が入手できず、修理不可能になる場合があります。製品の製造終了時期はメーカーのサポートサイトで確認できます。
日本ガス石油機器工業会(JGKA)補修用部品保有期間(2026-06-03確認)公式で最新情報を確認| 製造からの年数 | 推奨行動 | 判断根拠 |
|---|---|---|
| 5年以内 | 修理推奨 | 部品保有期間内。修理費3〜8万円が経済的に多い |
| 5〜10年 | 修理費 vs 交換費を比較して判断 | 修理後の再故障リスクあり。修理費が新品の半額超えたら交換検討 |
| 10〜15年 | 交換を優先検討 | 東京ガス公式が「888/88は交換推奨のサイン」と明記。JGKA部品保有期間に近づく |
| 15年以上・または部品保有期間終了後 | 交換一択 | 部品が入手できず修理不可の場合あり(JGKA:製造終了後10年が基準) |
修理費・交換費の相場と業者選びのポイント
業者・機種・故障箇所・地域によって費用は大きく変動します。複数業者から書面で見積もりを取り、作業前に最終金額を確認してください。高額請求トラブルは消費者ホットライン188番(無料・全国対応)へ。
| 作業内容 | 費用目安(参考値) | 備考 |
|---|---|---|
| 点検診断のみ | 5,000〜10,000円程度 | 修理依頼で無料になる場合あり |
| 部品交換修理(基本) | 20,000〜80,000円程度 | 故障箇所・部品代により変動 |
| 給湯器本体交換(機器代+工事費) | 150,000〜350,000円程度 | 号数・機種・設置状況で大きく変動 |
ぼったくり業者を避けるチェックリスト
- まずメーカーの公式修理受付(リンナイ: 0120-054-321 / ノーリツ: 0120-911-026 等)に問い合わせる
- 複数業者から書面で見積もりを取る(最低2〜3社)
- 「作業費○○円〜」の追加料金の発生条件を電話で事前確認する
- 作業開始前に最終金額を書面で提示してもらい確認してから許可する
- 「今すぐ決めないと来られない」という急かしには応じない
- 訪問販売として契約した場合は8日以内のクーリング・オフが可能
- 高額請求トラブルは消費者ホットライン188番(無料・全国対応)へ
給湯器修理・交換の業者を探す
よくある質問
-
給湯器は室内での不完全燃焼・給排気口の閉塞によって一酸化炭素(CO)を発生させる危険があります。
消費者庁の評価(一次ソース):消費者庁はガス湯沸器によるCO中毒事故について安全法に基づく評価を公表しています。給排気口の閉塞や経年劣化が主な原因です(消費者庁・ガス湯沸器CO中毒事故評価・2026-06-03確認)。
経産省の最新事故事例(2025年2月):2025年2月4日に東京都内で、給排気口付近に外壁工事のビニールが立てかけられて給排気口を塞いだことで不完全燃焼が発生し、CO中毒事故(軽症1名)が起きました(経産省・2026-06-03確認)。
給排気口周辺の注意事項:
- 給排気口付近に物を置かない(段ボール・自転車・植木鉢等)
- 外壁工事・リフォーム時には給排気口周辺をビニール等で覆わないよう業者に伝える
- CO警報器を設置する(特にガス給湯器がある浴室・洗面所)
-
判断の基準は製造年と修理費用です。
製造からの年数 推奨 理由 5年以内 修理 部品保有期間内。修理費3〜8万円が多く経済的 5〜10年 修理費と交換費を比較 修理後の再故障リスクあり。修理費が新品の半額超えたら交換検討 10年以上 交換推奨 日本ガス石油機器工業会(JGKA)の補修部品保有期間(製造終了後10年)を超える場合あり。修理不可になる可能性 10年の目安は東京ガス公式(2026年3月更新)でも「888/88のエラーは10年使用のお知らせ。部品の劣化が進んでいるため点検・交換を推奨」と記述しています(東京ガス公式・2026-06-03確認)。
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給湯器メーカーは「製造終了後一定期間、修理用の補修部品を保有する義務」があります。
日本ガス石油機器工業会(JGKA)のガイドライン:給湯機・暖房機の補修用性能部品の保有期間は製造終了後10年です(JGKA公式・2026-06-03確認)。
この期間を過ぎると部品が入手できず修理が不可能になる場合があります。製品の製造終了時期はメーカーのサポートサイトで確認できます。
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エラーの内容によります。
自力リセットOKなエラー(目安):
- 888/88(使用期間お知らせ):故障ではない。リモコン操作でリセット可
- 一時的な通信エラー・センサーの誤作動(電源リセットで解消するケース)
- 111/11 で元栓閉め・ガスメーター安全装置が原因だった場合:元栓開放・メーターリセット後に再起動
自力リセット禁止・即業者コールのエラー:
- CO検知・不完全燃焼系エラー(メーカーにより番号が異なる)
- ガス漏れ・ガス臭が発生している状況でのすべてのエラー
- 過熱・安全装置作動系のエラー(連続的に繰り返される場合)
不明なエラーコードは取扱説明書のエラー一覧を確認してください。取扱説明書はメーカー公式サイトで型番から検索・ダウンロードできます。
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費用目安(2026-06-03時点・参考値)です。業者・機種・故障箇所・地域によって大きく変動します。
- 修理(部品交換):基本作業費5,000〜10,000円+部品代(合計20,000〜80,000円程度)
- 給湯器本体の交換:機器代+工事費で150,000〜350,000円程度(機種・号数・設置状況で大きく変動)
修理を繰り返している・修理費が新品の半額を超える・製造10年以上の場合は交換の方が長期的に経済的な場合があります。複数業者から見積もりを取って比較してください。
高額請求トラブルは消費者ホットライン188番(無料・全国対応)へ相談できます。
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給湯器の給排気口を塞ぐと不完全燃焼・一酸化炭素(CO)中毒事故の危険があります。
経産省が公表した2025年2月の事故(東京都内・軽症1名)では、外壁工事のビニールが給排気口を塞いだことで不完全燃焼が発生し、CO中毒事故に至りました(経産省公式・2026-06-03確認)。
給排気口を塞ぎやすい状況と対策:
- 外壁リフォーム・工事中:業者に給排気口の保護方法を事前に確認する
- 給排気口付近に荷物・自転車・植木鉢を置く:周辺を常に整理整頓する
- 積雪が給排気口を塞ぐ:定期的に確認して雪かきを行う