玄関ドア・たたきの掃除方法|素材別(金属・木製)の手順・ドアノブ・たたき・下駄箱の臭い対策
記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。
LIXIL公式「玄関ドア・引戸の表面材をお手入れする方法」(一次ソース・最新情報を確認)この記事でわかること(30秒まとめ)
- 玄関ドアの掃除は中性洗剤(薄め液)で拭く→水拭き→乾拭きが基本。塩素系・酸性・アルコール・メラミンスポンジは禁止(LIXIL公式)
- 木製ドアは乾拭き中心・水分は最小限。水が染み込むと変形・腐食の原因
- たたきは乾いた砂をほうきで先に払う→水拭きの順番が重要(砂を先に濡らすと泥になる)
- ドアノブの手垢はマイクロファイバー+中性洗剤水。ステンレス・真鍮は金属磨き剤で光沢復元
- 下駄箱の臭いは靴を一晩外に出す+重曹50g+週1換気で改善
- マンションは廊下(共用部)への水流し禁止・管理規約確認を忘れずに
- 一次ソース確認日: 2026-06-03(LIXIL公式)
玄関の汚れ・状態を今すぐ診断
一番気になる玄関の汚れ・状態をタップして、適切な対処法を確認してください。
ドア表面に黒ずみ・手垢・水垢がある(金属・アルミドア)
中性洗剤水で拭き、最後に乾拭きするだけで落とせます
金属・アルミドアの手垢・水垢は中性洗剤を薄めた水でスポンジ拭き → 水拭き → 乾拭きの手順で落とせます。塩素系・酸性洗剤・メラミンスポンジは素材を傷めるため使用禁止です(LIXIL公式)。
ドアの素材別掃除手順を見る玄関のたたき(床)に泥汚れ・黒ずみが溜まっている
先に乾燥した砂をほうきで払ってから水拭きする順番が重要です
たたきの掃除は「乾いた砂をほうきで先に掃く→水拭き or 洗剤拭き」が正しい手順です。水をかけてから砂を落とそうとすると泥になって取りにくくなります。タイル・コンクリートで使う洗剤が異なります。
たたきの素材別掃除手順を見る下駄箱から臭いがする
重曹・消臭剤・乾燥対策の組み合わせで改善できます
下駄箱の臭いの主な原因は靴の湿気・雑菌です。靴は一晩外に出してから下駄箱にしまう習慣と、重曹(紙コップに50g)を置く消臭対策が有効です。定期的に下駄箱を開けて換気することも重要です。
下駄箱の臭い対策を見る玄関ドアに錆び・腐食・深いキズがある
錆び・腐食・深いキズは自力での対処に限界があります。業者への相談を推奨
鋼板製ドアの錆びは自力で表面処理(細かい紙ヤスリ+ラッカー)できる場合もありますが、広範囲の腐食・深いキズ・断熱材への影響がある場合は業者への交換・修理が必要です。
自力での表面処理を誤ると腐食が広がるリスクがあります。迷った場合は業者に相談してください。
プロに頼む費用相場を見る診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。
玄関ドアの素材別・掃除手順
玄関ドアの素材によって使える洗剤・道具が異なります。 誤った洗剤を使うとドア表面が傷んだり変色したりします。 まず素材を確認してください。
| 素材 | 中性洗剤 | 水拭き | 塩素系・酸性 | メラミンスポンジ | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| アルミ・金属(鋼板) | 可(薄め) | 可 | 禁止 | 禁止 | 乾拭き仕上げで水垢防止。年1〜2回ワックス可 |
| FRP・樹脂製 | 可(薄め) | 可 | 禁止 | 禁止 | アルミと同様。研磨材禁止 |
| 木製(天然木) | 最小限 | 固く絞って少量 | 禁止 | 禁止 | 水染み込み禁止。拭いたらすぐ乾拭き。月2回ワックス推奨 |
| 塗装仕上げ | 可(薄め) | 可 | 禁止 | 禁止 | 金属磨き剤・研磨材は塗装を傷める |
玄関ドアに使ってはいけない洗剤・道具(LIXIL公式)
- 酸性洗剤(クエン酸・サンポール等)→ 金属の腐食・変色
- アルカリ性洗剤(重曹・セスキ等)→ 変色・劣化
- 塩素系漂白剤・カビ取り剤→ 色落ち・腐食
- アルコール溶剤→ 表面コーティング剥がれ
- メラミンスポンジ・金属タワシ・硬いブラシ→ 傷の原因
参考: LIXIL公式「玄関ドア・引戸の表面材をお手入れする方法」(2026-06-03確認)
玄関ドアの掃除手順(金属・アルミ・FRP製)
乾いた雑巾・刷毛でドア表面のほこり・砂を払う
まず乾いた雑巾や刷毛でドア表面についたほこり・砂を払います。先に水拭きすると砂が傷の原因になるため、乾燥した状態での掃除を先に行ってください。
中性洗剤を5〜10%程度に薄めた水でスポンジ拭きする
バケツに水(またはぬるま湯)を入れ、中性洗剤(食器用洗剤)を5〜10倍程度に薄めます。柔らかいスポンジ・マイクロファイバークロスに含ませてドア表面を上から下へやさしく拭きます。
【LIXIL公式禁止事項】酸性洗剤・アルカリ性洗剤・塩素系漂白剤・アルコール溶剤はドア表面を傷めるため使用禁止です。硬いブラシ・メラミンスポンジ・金属タワシも傷の原因になるため使用禁止です。(参考: LIXIL公式「玄関ドア・引戸の表面材をお手入れする方法」)木製ドアは水が染み込みやすいため、固く絞った雑巾で最小限の水分量で拭いてください。拭いた後はすぐに乾いた雑巾で水分を除去してください。
固く絞った清潔な雑巾で洗剤を水拭きして取り除く
洗剤が乾くと白い跡が残ることがあります。洗剤拭きの後は、固く絞った清潔な雑巾で水拭きして洗剤成分を取り除いてください。
乾いたマイクロファイバークロスで乾拭きして仕上げる
水分が残るとアルミ・スチール製ドアは水垢・腐食の原因になります。最後に乾いたマイクロファイバークロスで全体を乾拭きして完成です。
金属製ドアには年1〜2回の頻度で自動車用ワックス(研磨剤なし)を薄く塗布すると光沢が出て汚れが付きにくくなります。
所要時間の目安: 10〜20分。必要な道具: 柔らかいスポンジ・マイクロファイバークロス・中性洗剤・バケツ。頻度: 月1回程度の水拭き + 気になったときのほこり払い
ドアノブ・ドアハンドルの掃除
ドアノブは毎日触れる場所のため手垢・皮脂が溜まりやすいです。素材によって掃除方法が異なります。
ステンレス・クロームメッキ製
- 中性洗剤水で拭く → 水拭き → 乾拭き
- くすみには金属磨き剤(ピカール等)で磨いて乾拭き
- 仕上げにワックス(研磨剤なし)を薄く塗ると光沢が長持ち
真鍮(しんちゅう)製
- 中性洗剤水で拭く → 乾拭き
- 黒ずみには真鍮用磨き剤で磨く
- 塩素系洗剤は変色の原因になるため禁止
塗装仕上げ(樹脂・アルミ)
- 中性洗剤水で拭く → 水拭き → 乾拭き
- 金属磨き剤・研磨材は塗装が剥がれるため禁止
- アルコール・塩素系洗剤も禁止
たたき(土間)の素材別・掃除手順
ほうきで乾いた砂・ほこりを先に掃き出す
たたきの掃除は必ず「乾いた状態でほうきを使って砂・ほこりを先に掃き出す」ことから始めてください。水をかけてから砂を落とそうとすると、砂が泥になってタイルの目地に入り込み取りにくくなります。
水(またはぬるま湯)でたたきを濡らす(マンションは周囲への水流れに注意)
ほこりを払い終わったら、水かぬるま湯でたたき全体を濡らします。マンション・アパートの場合は、水が廊下・隣の住戸前に流れないよう水量を加減してください。
水を流せない場合(マンションの共用廊下など)は、固く絞った雑巾で拭くだけの方法でも十分きれいになります。
素材に合わせた洗剤でブラシ・スポンジで汚れを落とす
タイルの場合は中性洗剤を薄めた水でデッキブラシ・スポンジでこすります。コンクリートの場合は洗剤を使わず水洗いのみが基本です(洗剤が染み込むと変色の原因になることがあります)。目地に入り込んだ汚れは古い歯ブラシで落とします。
【素材別の注意】大理石・天然石タイルには酸性洗剤(クエン酸等)を使用しないでください。石材が溶けたり変色したりします。素材不明の場合は中性洗剤のみを使用してください。水でしっかりすすぐ(洗剤残りを防ぐ)
洗剤が残ると表面が滑りやすくなったり変色したりします。水でしっかりすすいで洗剤を流し切ってください。
水気を切って乾燥させる(滑り防止)
掃除後はデッキブラシや古タオルで水分を切ります。水分が残ったまま靴をはいて出入りすると滑って転倒するリスクがあります。乾燥したことを確認してから使用してください。
所要時間の目安: 20〜30分。必要な道具: ほうき・ちりとり・デッキブラシ・バケツ・中性洗剤(タイル用)。マンションは廊下への水流れに注意
下駄箱の臭い対策と掃除方法
玄関の臭いの主な原因は靴の湿気・雑菌です。 消臭剤を置くだけでなく「臭いの根本原因(湿気)」を解消することが重要です。
1日履いた靴は湿気が多く、すぐに下駄箱に入れると雑菌が繁殖します。一晩たたきに出して乾燥させてからしまいましょう。
重曹の消臭効果で臭いを吸収します。月1〜2回交換が目安。コーヒーフィルターや布袋に入れても使えます。
下駄箱のドアを開けて換気します。湿気を逃がすことで雑菌・カビの繁殖を防ぎます。
下駄箱の棚板に消毒用エタノールをスプレーして拭くと雑菌を除菌。カビ・臭いの根本原因を取り除けます。
炭は湿気と臭いを同時に吸収します。木製の下駄箱に特に効果的。市販の靴用炭消臭剤や竹炭を袋に入れたものが使えます。
下駄箱の詰め込みすぎは空気の流れを妨げて湿気が溜まりやすくなります。靴の数を見直して余裕のある収納にしましょう。
集合住宅の共用部への配慮(マンション・アパート)
マンション・アパートの玄関ドア外側・廊下は「共用部」に該当することが多く、 掃除の際に以下の点を必ず守ってください。
- 廊下へ水を流さない: 廊下への水流しは管理規約違反になる場合があります。固く絞った雑巾・モップを使う方法にしてください
- 洗剤が廊下の床に残らないように: 滑って転倒する事故のリスクがあります
- ほこりを廊下に掃き出さない: 隣人への迷惑・管理規約違反になる場合があります
- 共用廊下・外壁の清掃は管理会社の業務です。汚れが気になる場合はまず管理会社に相談してください
- 玄関ドアの外側(廊下側)は共用部とされる場合が多く、大規模な改修・交換は管理会社の許可が必要なケースがあります
管理規約の詳細は管理会社・管理組合にお問い合わせください。
プロに頼むべきケースと費用相場
以下のいずれかに当てはまる場合は、業者への依頼を検討してください。
- 玄関ドアの錆び・腐食が広範囲(表面処理では対応不可)
- ドアの変形・建付けの悪化・鍵の不具合(ドア交換・修理が必要)
- たたき(タイル・コンクリート)のひびわれ・剥がれ
- 引越し前後の全体リセットクリーニング
- 高圧洗浄機が必要なほどたたき・外壁が汚れている場合
玄関全体(ドア・たたき・下駄箱)のハウスクリーニングは、5,000〜15,000円程度が目安。玄関ドアのみの清掃は3,000〜8,000円程度。たたき(高圧洗浄含む)は5,000〜10,000円程度。玄関ドアの交換・リフォームは素材・サイズによって100,000〜500,000円以上。業者・地域・汚れの程度によって大きく異なります。複数業者に見積もりを取り、書面で費用内訳を確認してください。
くらしのマーケット(ハウスクリーニング)公式で最新情報を確認業者選びのポイント:
- 作業前に書面で見積もりをもらう
- マンションの場合は管理会社への確認が必要な場合がある
- 複数業者に問い合わせて比較する
- トラブルが起きた場合は消費者ホットライン 188(いやや)に相談
業者に頼む
よくある質問
-
玄関ドア(特に金属・アルミ・FRP・樹脂製)に使用してはいけない洗剤・道具は以下のとおりです。
❌ 酸性洗剤(クエン酸・サンポール・トイレ用洗剤等)→ 金属の腐食・変色
❌ アルカリ性洗剤(重曹・セスキ炭酸ソーダ等)→ 変色・劣化
❌ 塩素系漂白剤・カビ取り剤(カビキラー・ハイター等)→ 色落ち・腐食
❌ アルコール溶剤→ 表面コーティングの剥がれ
❌ メラミンスポンジ・金属タワシ・硬いブラシ→ 傷の原因
✅ 使えるのは中性洗剤(食器用洗剤等)を薄めたもののみです。「中性」と表示されている洗剤を選んでください。(参考: LIXIL公式「玄関ドア表面材のお手入れ方法」) -
ドアノブ・ドアハンドルの手垢除去手順は以下のとおりです。
①マイクロファイバークロスに中性洗剤水を少量含ませて拭く
②固く絞った清潔な雑巾で水拭きして洗剤を取る
③乾いたクロスで乾拭きして仕上げる
ステンレス・真鍮製のドアノブは金属磨き剤(ピカールなど)で磨くと光沢が戻ります。磨いた後は柔らかい布で乾拭きしてください。
塗装仕上げのドアノブは金属磨き剤の使用禁止(塗装が剥がれます)。中性洗剤水での拭き掃除のみにしてください。 -
タイル目地の黒ずみ(カビ・汚れ)の除去方法は以下のとおりです。
①重曹ペースト(重曹+少量の水)を目地に塗って古い歯ブラシでこすります。アルカリ性の重曹が油汚れを分解します。
②それでも落ちない場合は目地用のカビ取り剤(塩素系スプレー)を目地に直接吹きかけて5〜10分置いてから水で洗い流します。
③黒ずみが根深い場合はプロのタイルクリーニング(高圧洗浄機使用)が有効です。
注意: 屋外のタイルに塩素系洗剤を使う場合は、周囲の植物・金属部分に液がかからないよう保護してください。 -
マンション・アパートでは玄関ドアの外側が共用部(廊下)になっていることが多いため、以下の点に配慮してください。
①水を廊下に流さない: 廊下への水流しは管理規約違反になる場合があります。固く絞った雑巾・モップで拭く方法にしてください。
②洗剤が廊下の床に残らないよう注意する(滑って転倒リスク)
③ほこり・砂を廊下に掃き出さない(隣人への迷惑・管理規約違反の場合あり)
④共用部の清掃(廊下・外壁)は管理会社が対応する場合があります。廊下の共用部分の汚れが気になる場合は、まず管理会社に相談してください。 -
下駄箱の臭いの主な原因は靴の湿気・雑菌です。以下の対策を組み合わせると効果的です。
①靴は一晩外に出してから下駄箱にしまう: 1日履いた靴の湿気を乾燥させてからしまうのが基本(すぐに下駄箱に入れるとカビ・臭いの原因)
②重曹を紙コップに50g入れて置く: 重曹の消臭効果で臭いを吸収。月1回交換が目安
③市販の靴用除湿・消臭剤を置く
④定期的に下駄箱のドアを開けて換気(週1回・晴れた日に30分程度)
⑤下駄箱内を年1〜2回消毒用エタノールで拭く: 内部の雑菌を除菌
⑥木製の下駄箱には炭の消臭剤が効果的(炭は湿気も吸収する) -
玄関ドアの掃除頻度の目安は以下のとおりです。
ドア表面のほこり払い・乾拭き: 月1〜2回
水拭き・中性洗剤拭き: 月1回〜季節の変わり目(年4回)
ドアノブの拭き掃除: 週1回程度(毎日触れる部分)
ワックスがけ(金属・アルミドア): 年1〜2回(研磨剤なしの自動車用ワックス)
木製ドアのオイル・ワックスがけ: 月2回程度(木材の保護・乾燥防止)
特に沿岸地域・凍結防止剤(塩化カルシウム)を使用する地域では、塩分・塩化物によるドアの腐食リスクが高いため、月1回程度の水拭きが推奨されます。